祝!金メダル! ― 2006年02月24日 23:20

いやー、荒川静香ちゃんがやってくれましたね!
最後の最後で金メダル!
ここまでメダルなし、の日本の寂しさを救ってくれました。
・・・って彼女はそんな気持ちはないだろうけど。
でもすごく嬉しいです。
彼女は私の地元出身、ということもあって、心の中でずっと応援してました。
オリンピック代表も出れるかどうか・・・って感じだったから
代表に決まったときもすごく嬉しかったけど。
金メダルを取った、というより努力が報われた、そのことが嬉しい。
彼女は「クールビューティー」なんていわれてあんまり感情を表にださない、といわれるけど
私は彼女のきれいなスケーティングが大好きです。
表現力豊かな村主さんのすべりも好きだけど
彼女の場合は演技に入り込みすぎて観ているこっちがちょっとおいてきぼり、になった気がしたり
どうしてもキレがない、というかモタモタした感じに見えてしまうところが残念。

とかいいつつ。
SPで二人ともいい位置につけていやがおうでも高まる期待。
早朝からだというのに、普段朝寝坊の私ががんばって起きてリアルタイムで見ましたよ、フリー。
もう、勝手にすごい緊張感でした。
安藤美姫ちゃんは残念な出来だったけど、村主さんも静香ちゃんもすばらしい出来だった。
正直言うと、静香ちゃんの金メダルはライバルの失敗に助けられた部分もあるかもしれないし、
盛り上がりにかけた、というか得点を取るために冒険しなかったきらいもあるけれど。
でもあの大舞台で実力を出し切ってノーミスで滑れた結果の金メダル、
しかも西欧有利といわれるフィギュア競技でのアジア初の金メダル。
もう、諸手をあげて祝福しちゃいます。
あぁ、よかった。
静香ちゃん、おめでとう。
大好きなアイスクリームをたっくさん食べて、ゆっくり気持ちと身体を休めてください。
たぶん、日本に帰ってきたらすごいことになってるから(^^;
仕事にいっても朝の挨拶は「見た?」から始まる。
のんきですぐ盛り上がる、ブームに弱い日本人が待ってますから(^^;
かく言うこの私がその典型、だけどね・・・

フィギュアスケート 男子 ― 2006年02月17日 22:20

このところオリンピックで連日大好きなフィギュアスケートが見られるのが嬉しい。
昔からなぜかフィギュアスケートを見るのが好きで生で見たことがないのが残念なのですが
TV放送があるとついつい見てしまいます。

さて、オリンピック、フィギュアスケート男子。
日本代表の高橋大輔選手はミスが出て結局8位入賞に終わってしまいました。
プルシェンコ選手はやはりすごいというか格の違いを見せつけられましたが
ミスが出たとはいえ、高橋選手の演技は、私はとても好きでした。
あのオリンピックという独特の空気の中で初めて演技するというのは
やはり想像を絶するほどのプレッシャー、緊張感が伴うものなのだろうと思います。
まして高橋選手はなんとショートプログラムでは第一滑走、フリーでは最終滑走、という
普通よりも重圧のかかる位置での演技だったということなので緊張もますます、という感じだったと思います。
しかし一度の試合でそんな順位を両日とも引き当ててしまう、というのはある意味ものすごいクジ運の持ち主だな、という感じですね(^^;
でもそういうのも含めて、緊張を超越できる、どんな状況でも自分のベストを出せる、
それが一流の証なのだろうと思います。
高橋選手は緊張感に負けてしまった部分はあるだろうけれど
それでも大崩れすることなく最後まで演じきって入賞したことは素晴らしいことじゃないでしょうか。
限界まで頑張ったのでしょう、終わったあと声援に応える高橋選手の足が若干ふらつきぎみだったのが
とても印象に残りました。

このところ、採点法が変わって、少し演技の質が変わったように思います。
プルシェンコ選手の演技を見ていて思ったのですが、
より評価の高いステップ、スピンなどをして点を稼ぐために、見た目の美しさが二の次になっているような気がするのです。
プルシェンコ選手の技は確かに素晴らしいものでした。
他の人には真似できないような、早くて難しいステップ、正確なジャンプ、どれもこれでもか、とレベルの高さを見せ付けられました。
でも評価を上げるための難しい技の数々が、ただレベルの高い技を見せられているだけで、
プログラムとしてみた場合、私には美しく見えなかったのです。
フィギュアスケートはもちろんスポーツですから技の難易度を競うのは当たり前です。
でもそれと同時にやはり、流れるようなスケーティングの美しさ、感情表現や音楽表現、
そういったことも魅力の一部だと思うのです。
そしてそういうところに見ている私たちも感動を覚える。
評価を上げるためのただの技だけでは、感心はするけれど見ていて感動まではできません。
そういう意味で私は技では劣っても、高橋選手のプログラム、というかすべりがとても好きです。
次のオリンピックは4年後。
あの美しいスケーティングはそのままに、強い体と強い心を身につけて、またがんばってほしいなと思います。

フィギュアスケート ペア ― 2006年02月14日 22:16

トリノオリンピック。
フィギュアスケート ペアのフリー。
朝起きてTVをつけた瞬間、中国のペアがスロージャンプに失敗して女性が転ぶ場面に遭遇。
ひざを強く打ったのか、とても痛そうで、これはこのまま棄権かな、と思っていたら。
まもなく出てきて演技を再開、最終的に銀メダルを取りました。
ケガの程度はわからないですが、あの転倒後の痛みをこらえてジャンプやスピンをこなしたのはすごい、のひとことです。
中国のペアはどちらかというとアクロバティックな技のすごさが目立っていて、
叙情性というか美しく情感の感じられる演技が好きな私は好きなタイプではないのですが
今回ばかりはその精神力というか、あきらめずに最後までやり通した姿勢に感激しました。

ペアといえば。
日本からの出場はありませんでしたが、日本人の井上玲奈選手がアメリカ代表として出場しました。
彼女の人生もまた、すごい、のひとことですね。
肺ガンでお父様を亡くし、そのうえ自分まで同じ肺ガンに侵されて・・・
それでもスケートをやめずに、ガンと戦いながらアメリカ代表の座を勝ち取ったのは
ほんとうにすごいことだと思います。
インタビューなどを見ていると、ほんとうに穏やかな風情の方で可憐な印象すらあるのですが
病と戦い、競技を続けていくことは、あの穏やかなお顔からは想像もできないほど大変なことやつらいことがあったに違いない、と思ってしまいます。
パートナーのジョン・ボルドウィン選手とは実生活上でもパートナーだそうですが
ほんとうにいいカップルですね。
ボルドウィン選手は井上選手と出会うまではアメリカ国内でも思ったような成績が残せなかったそうですが
お互いが出会うことで、お互いの魅力や能力を引き出しあってここまでくることができたんだな、と思います。
お互いがお互いに出会えていなかったら、きっとこんな風に結果を残すことは出来なかったような気がします。
この出会いのなんて素敵なことでしょう。
フリーの演技では、ショートプログラムで成功したスロートリプルアクセルに失敗して
メダルには届かず順位は7位で終わってしまったけれど
喜びを体いっぱいに表すボルドウィン選手の横でいつもと変わらず穏やかに微笑んでいる井上選手の表情が
とても美しく見えました。

トリノオリンピック ― 2006年02月11日 22:10

トリノオリンピックが始まりました。
夜中にもかかわらず、ついつい開会式を見てしまいました。
盛りだくさんの、なかなか華麗な開会式だったと思います。
最後にパヴァロッティが出てきて『トゥーランドット』を歌ったときはちょっと鳥肌ものでした。
でも一番記憶に残ったのは、やはりオノ・ヨーコさんが出てきて『イマジン』を朗読したときでしょうか。
舞台上で歌う歌手に合わせて、会場中の人々が歌っている姿を見たときに、不覚にも涙がでてしまいました。
私はあまりジョン・レノンに思いいれはないけれど
歌の持つ力の偉大さを、改めて実感したように思います。
この開会式を見ていて、8年前の長野オリンピックの開会式を思い出しました。
長野の時は日中だったのでライティングなどは使用できなかったし、ということもありますが
どうも長野の開会式を思い出すと、見劣りするなぁ、という感じが否めません。
なんでかなー、といろいろ考えてみたのですが
諏訪大社の御柱とかおすもうさん、とか、日本古来の伝統にこだわるあまり
ちょっと華やかさにかけたかな、というのとともに、
会場にいる人が気持ちをひとつにできるような、参加型の部分がなかったからかな、という気がします。
まぁ、すでに終わったもののことをいまさら言ってもしかたないんですけど
こういうところにも民族性とかが出るものだ、という感じがしました。